①選手へのアプローチ
金光藤蔭高校サッカー部では、トレーニング（運動）だけではなく、食事（栄養）、コンディショニングについてもアプローチをしています。
食事については、学校の食堂と連携し、チーム全体で朝食を摂ることや、トレーニング後の即時に栄養補給ができるような補食の提供など、アスリートの身体づくりの支援を行っています。
また、定期的に栄養の専門家を招き、講習会を実施しています。
コンディショニング（休養）については、日ごろの身体のケアだけでなく、定期的な体重、体脂肪測定や柔軟性の測定を実施し、万全なコンディションの維持のためのアプローチを行っています。
➁トレーニングのコンセプト
サッカー選手として、総合的な能力の育成のため、サッカーの技術、戦術指導だけではなく、その土台となるフィジカル能力の育成を並行して行います。
フィジカル能力の育成では、
①選手個々の特徴に合わせた筋力、パワー、体幹の養成
➁サッカー動作に特化したスピード、アジリティ能力養成
➂サッカー動作やボールトレーニングの中での持久力養成
サッカーの技術育成では、
①サッカーに適したボールを扱う技術の向上
➁ボールを扱ったトレーニングの中で判断力の向上
➂フィジカル能力を生かすボディコントロールの養成
戦術指導では、
①サッカーの原理・原則の体得
➁個人の長所を生かした個人・グループ戦術の立案
➂チームのプレーモデルの把握し、チーム戦術の理解・再構築
以上のように、サッカー選手に必要なスキルを効率よく体得させ、次のステージへ送り出せるような指導を徹底して行っています。